日本の食文化に欠かせない「だし」。
長崎の代表的な郷土料理であり、和(日本)・華(中国)・蘭(オランダ)の文化が融合して生まれた「卓袱料理」でも、「だし」は重要な役割を担ってきました。 最初に振る舞われる「お鰭(ひれ)」と呼ばれる鯛の胸鰭が入ったお吸い物には、素材の品質の確かさとお客さまへのおもてなしの心を表すと同時に、美味しいお酒やお料理を楽しむために、体のコンディションを整える意味合いがあるといわれています。
この「だし」の役割に着目し、日常的にコーヒーや紅茶のような飲み物として、「だし」を手軽に楽しんでいただきたいという想いから生まれたのが、「飲むあごだし」です。
長崎の海を知り尽くした目利きが厳選した「あご(飛び魚)」をはじめ、島原産の生姜など、吟味した国産素材をブレンドし、風味豊かに味わい深く仕上げました。
一日を元気にスタートさせたい朝、仕事や家事の合間や夜のリラックスタイムなどに、新感覚でお召し上がりいただける画期的な商品です。
200ccの熱湯とティーバッグ1袋をカップに入れます。
2~3分かけてだしを浸出します。
ティーバッグを取り出してお召し上がりください。
「だし」というと料理の味付けに使用することを思い浮かべられますが、ちょっと工夫することでコンソメスープのようにそれ自身を料理として楽しむことができます。
現在人気急上昇中の焼あごだし、それも長崎産のみを贅沢に使用しただしの魅力をお伝えしたくて開発したのが「飲むあごだし」です。
焼あごだしに含まれるアミノ酸やペプチド、核酸は、栄養として素早く吸収されるだけではなく、胃腸を目覚めさせる働きかけがあるので、食前飲料として最適です。また、カフェインを含んでいませんので、眠りを妨げることもありません。
焼あごは高級で上品なだしですが、それでも魚特有の風味があり、そのまま飲むには抵抗があります。そこで島原半島特産の生姜を加えることで臭みを抑え、後味を爽やかにする工夫を凝らしました。また、生姜が前に出過ぎて主役の焼きあごを邪魔しない絶妙なバランスを追求しました。
そのまま焼あごの風味を楽しんでもらえるように天然素材だけで作り上げました。また、余計な加工によりコストアップしないよう、最低限必要な粉砕加工のみに留めてあります。そのためお湯を注いでからだしが出るまで暫く時間を置く必要があります。